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誰か俺の小説を読んでくれ
- 2 :名無しさん:2019/02/06(水) 20:23:21.53 ID:hsn6qYGSY
- 4畳ほどの部屋がカーテンから漏れた日差しで照らされ
眩い光で起床し、辺りを見回す
最近になって同じ夢を見ることが多くなった。
大きい木の下で、私が書いた絵を女性に見せようとし
女性がこちらへ振り向こうとした瞬間、目がさめる。
女性は誰なのか、場所はどこなのか、私には全く分からない。身に覚えもない。
しかし、その夢の景色はただひたすらに懐かしく思えた。
私、雪色《ゆきいろ》彩芽《あやめ》は感情と呼べるものが一切無い。
嬉しさ、悲しさ、面白さ。感情と言えるもの全てが無くなっている。
感性が曲がっているだとか、人間的にそうなってるだとかではなく
病的と言えるほど感情が無い。
4月17日土曜日。私が休日にすることは決まっている。映画を観てから、
本を買い、帰る。映画と本のジャンルは感動する物。
だが感動を得たことはこれまで一度も無い。感情は無い。
しかし、感情が欲しいという欲求だけはあった。
そして、感情が無い事と、もう1つ私には人間とは思えない部分がある。
まるで"化物"のような人とは違う部分が。
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