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のぞえもん買ったった

1 :名無しさん:2015/06/21(日) 09:25:16.73
いつまで売り時なんだろうか

2 :名無しさん:2015/06/24(水) 00:14:08.39 ID:wIOMCnELc
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。学もなく、技術もなかった
母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。それでも当時住んでいた
土地は、まだ人情が残っていたので、何とか母子二人で質素に暮らしていけた。

娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに
遊びに行っていた。給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。

ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた。俺は生まれて初めての
プロ野球観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。
野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。母がもらったのは
招待券ではなく優待券だった。チケット売り場で一人1000円ずつ払ってチケットを買わ
なければいけないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは、外の
ベンチで弁当を食べて帰った。電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、
母は「母ちゃん、バカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。

俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって、一生懸命に勉強した。
新聞奨学生として大学まで進み、いっぱしの社会人になった。結婚もして、母に孫を見せて
やることもできた。

そんな母が去年の暮れに亡くなった。死ぬ前に一度だけ目を覚まし、思い出したように
「野球、ごめんね」と言った。俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった

3 :名無しさん:2015/06/24(水) 00:49:18.10
>>2
良い話じゃないか(ノд<。)゜。

4 :名無しさん:2015/06/24(水) 11:03:05.63 ID:Hxnfq+Abn
>>2
俺の義兄に似てる
母親は幼い時に病死し父親との父子家庭
学生時代に新聞奨学生で大学に入学
今は営業の仕事をしていて結婚し今は子供2人いる

5 :名無しさん:2015/06/24(水) 15:38:47.98 ID:KdrK9e4Kx
なんで俺のスレで感動する話ぶちこみやがるんだ
まるで俺のレスが銭ゲバのように映るじゃないか

6 :名無しさん:2015/06/24(水) 21:09:36.75
下衆なんだからしょうがないw

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