☆☀ミトラ教☀★総合スレ

1 ：名無しさん：2015/02/10(火) 20:42:28.63 ID:hyn5Tokrt

西方ミトラ、東方ミトラ、マニ、ゾロアスタ、ズルワーン教、ヤズダン教、シーア派、ボゴミール、カタリ派、弥勒信仰などについて語ろう

2 ：名無しさん：2015/02/10(火) 21:01:13.19

クルド人のヤズィーディー教（Yezidi「ヤザタ派（孔雀派）」）もここの系列みたいだね。。

3 ：名無しさん：2015/02/10(火) 21:43:55.55

レバノンのドゥルーズ派、シリアのアラウィー派もここの系列のようです。。

4 ：名無しさん：2015/02/10(火) 21:47:51.38

ドゥルーズコミュニティは、イスラエル多数派のユダヤ人と「血の盟約」を結び、ドゥルーズ派の男性はイスラム教徒やキリスト教徒のアラブ人とは異なりイスラエル国防軍における兵役義務がある。

5 ：名無しさん：2015/02/11(水) 22:17:22.75 ID:PNS3j1E0M

タタ財閥はゾロアスター教なんだよね
ヒンズー教徒じゃなかったから成功したとか何か理由があるのかな

6 ：名無しさん：2015/02/11(水) 22:25:43.99

インド最大の財閥で、 元々はペルシャ（現在のイラン）からムンバイに渡ってきた パールシーの子孫です。 経済だけではなく、政治的にも様々な 影響力を持っているようです。

7 ：名無しさん：2015/02/11(水) 22:36:25.87

カースト制度と無関係に実力主義で活躍できる人材が集まるというのが魅力なんだと

8 ：名無しさん：2015/02/11(水) 22:37:35.37

グジャラートのマハラジャとの約束＝布教は行わない、を今でも守ってるというのがまた何とも

9 ：名無しさん：2015/02/11(水) 22:44:09.72

世界の歴史をキリスト教＝ヨーロッパ中心で見るよりも、ミトラ教から見るとまた面白いものが見えてきそうだな。
インド・ヨーロッパ語族とはいうけれど、アーリア民族の伝承「アヴェスター」にしても、似たような話なんかがあちこちに痕跡、影響与えてるみたいだ。

10 ：名無しさん：2015/02/11(水) 23:10:19.87

>>2
ヤザタ (Yazata) とは、ゾロアスター教において崇拝される、中級の善神の総称。

その名はアヴェスター語で「崇められるに値する者」を意味する。パフラヴィー語ではヤズド (Yazd) と呼ばれる。

その多くはインド・イラン共通時代の多神教に由来する自然神で、ゾロアスター教神学においては、アムシャ・スプンタより低位であるとされる。

ヤザタは人間に祀られる事を常に欲しており、また、祀られる事によって人間に恩恵を与えると言う。こうした性格はインドのデーヴァと共通しており、ゾロアスター教に取り入れられてなお古い多神教時代の性格を色濃く残していると言える。

11 ：名無しさん：2015/02/18(水) 14:36:43.41

20 ：世界＠名無史さん：2014/10/10(金) 22:01:39.37 0
鳥類が恐竜の一種であるのと同じような意味で、アブラハムの宗教はゾロアスター教の一種でもあるし、
浄土宗や白蓮教はマニ教の一種でもあるし、キリスト教はミトラ教の一種でもある

12 ：名無しさん：2015/02/18(水) 14:51:02.84

36 ：世界＠名無史さん：2014/12/06(土) 01:28:23.49 0
>>21
いちおう、出エジプトがアメンホテプ4世に近い時代と推測されることから、
アテン唯一神の信仰形式をユダヤ人が模倣したという説もないではない

ゾロアスター教由来のアイデアとして固いのは、最後の審判だな
あれはユダヤ教の中でも時代が下るし、キュロス大王による解放の時代でもタイミング的に間に合うはず
唯一神概念のほうは、ユダヤ人がゾロアスター教に自然に触れられるタイミングより早く確立してそうだが

13 ：名無しさん：2015/02/18(水) 15:01:30.28

104 ：世界＠名無史さん：2015/01/04(日) 13:46:44.69 0
マイナーではあるが、マズダグ教は面白い

ササン朝時代の5世紀末、ホラサーンのゾロアスター祭司マズダクが創始した宗教でマニ教の影響も見られる
マズダグは全ての人は平等であり、不平等をなくすには富者から土地財産を奪い貧者に分配すべしと説いた
また欲望を引き起こす所有権や女性への執着を排すため、女性を含む土地財産の共有にまで踏み込んだ
女性の件はさておき、私有財産廃止・富の分配・階級闘争を説いたことから史上初の共産主義者ともいわれる

ホスロー1世に撲滅されたが、アッバース朝時代にもその影響を受けたムカンナによる同種の社会運動が起きた
ムカンナ信徒の間では、女性は特定の男性との結婚が許されたが、同時に他の男性たちとの共有とされた
ある男が女性と二人だけの時間を過ごす目的で訪れるときには、扉にしるしを残した
その女性の夫はこのしるしを見て別の男がいることを知って立ち去り、事が終わってから家に帰った

14 ：名無しさん：2015/03/09(月) 06:04:03.65

ゾロアスター教はペルシャ語と不可分で、翻訳困難な概念も多く、布教という概念も生じず、ついに民俗宗教の域を出なかった
古代ギリシャやローマの多神教も現地の多神教と習合して相互翻訳可能になることで領域を広げるだけだった
哲学的な指導理念を生み出しなおかつ社会システム含めまるごと他民族への布教に成功した多神教はヒンドゥー教ぐらいだろうか
しかしそれだって数千年単位での他民族との接触と融合を経てのことだ

15 ：名無しさん：2015/03/09(月) 06:06:39.17

ユダヤ教ではキュロス王のことをメシアとして称えているので、
ゾロアスター教を国教としたササン朝においても、ユダヤ人とペルシャ人の関係は穏当だった。

16 ：名無しさん：2015/03/12(木) 13:04:16.97 ID:T0CFPqTkC

なんだこのスレ

17 ：名無しさん：2015/04/16(木) 10:23:20.25

まとめ「ゾロアスター教」
http://cagami.net/dansyaku_blog/archive/001819.html

国教までの道のり

最初に庇護してくれた部族（ナオタラ部族国家）が滅んでから、どうやって存続したのかは不明。
しかし、とにかく、このゾロアスターの神官階級から出てきた人がササン王朝皇帝になったので国教に採用される。
その頃、ペルシアは、聖典・教義が整備されたマニ教、キリスト教、仏教などに囲まれていたため、慌てて聖典を作り、教義を整備する。
なので、聖典「アヴェスター」はこの頃作られた。キリスト教成立より後だったりする。

周りの宗教への態度

ゾロアスターは正義の宗教なので、周辺属国にもあまねく宣布されるべきだが、ファッキンキリスト教やマニ教が妨げている、と考えていた。
キリスト教に対しては、「父と子供が一緒なわけねえだろ。一緒だったら子供はどっから出てくるんだよ」的なことをいってる。
キリスト教の禁欲、ヒンドゥー教の苦行を排し、マニ教の出家主義に対しては「悪魔の誘惑」とすらしている。
ゾロアスター的には「生産活動に従事し、義務を果たして、後は人生を楽しめ！」っていうのが善。
（この享楽的傾向はイスラムに改宗した後、「放蕩児（リンド）のスーフィズム」に繋がるらしいが詳細不明）