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【再度】温泉で魔法を使う女性と出会った
- 1 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:09:43.30 ID:yKxLzVEgW
- 過去ログに言ったので再度立てます。
小説書いてみるので、興味ある人は書き込んでください。
- 2 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:10:08.09 ID:yKxLzVEgW
- とりあえずあげます
- 3 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:10:48.29 ID:yKxLzVEgW
- 僕はこの日、温泉に来ていた。
バスで遠くのところにあって、
ヒノキの香りがする建物だ。
近くには高速が通っていて、
遠出ついでに来る人がほとんど。
宴会の畳部屋も割と豪華で、
隠れ人気温泉という雰囲気だ。
- 4 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:11:27.95 ID:yKxLzVEgW
- どっぷり浸かって、
休憩場でコーヒー牛乳を飲んでいると、なにやら一人の女が絡んできた。
「やあ、ひとりなの?」
逆ナン?!
- 5 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:12:04.76 ID:yKxLzVEgW
- 「私は一人だよ。
ちょっと面白いこと教えてやんよ
どうする?聞きたいか?」
な、なんだこの女は…
まあ、とりあえず美人だし、
絡んで損はないな。
「は、はい。」
「ようし、そうこなくっちゃ!
ほら、あそこにいる銀髪の女いるだろ?」
- 6 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:13:09.83 ID:yKxLzVEgW
- 確かに、金髪のなかなか見ないような女がいた。
「あいつ。あと一分後に、
コーヒー牛乳を飲むぜ?」
な…
でも、なんかこの人面白い人だな。
ちょっと様子見てみるか。
- 7 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:14:15.25 ID:yKxLzVEgW
- すると一分後、
本当にコーヒー牛乳を買い、
飲み始めた。
「ほら、だろ?」
おおお!!本当だ!
- 8 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:15:38.67 ID:yKxLzVEgW
- 「さて、ここからが、本番です。
今からまた一分後に、奴は隣にいるおっさんを殺す」
え?なんだと?!
「いいか、絶対に止めるなよ」
そう言った顔は、絶対に逆らってはいけない
オーラを出していた。
「わ、分かったよ」
そしてドキドキしながら一分後。
なんとそのおじさんが、静かに、眠るように、ゆったりと横になった。
- 9 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:17:20.53 ID:yKxLzVEgW
- ま、まじかよ?
金髪の女がチラッとこっちを見た。
その瞬間、今まで感じたことのない、なんとも言えない恐怖を感じた。
怖いというわけではない。
しかし、目線を合わせていられないというか、かかわっちゃったらダメと言うか、でも関わって見たいと言うか、そんな、恐怖を感じた。
なんなんだ、こいつは。。。
「おい、しっかりしろ、部屋行くぞ」
その言葉に我に返り、
後をついて行って、その場を後にした。
- 10 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:18:36.07 ID:yKxLzVEgW
- この女がとっていた宴会室に、
一緒に泊まることになった。
普通ならドキドキワクワクな奇跡の展開だが、
さっきの出来事で、頭が真っ白だった。
「いきなりすまんな。
実はあいつは、れっきとした犯罪者なんだ。
まあ、表に出るような感じじゃなくて、まあいわゆる、上の奴らしか知らないような奴だ。なんとなく、わかるだろ?」
な…なんとなくって…。
- 11 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:23:43.27 ID:yKxLzVEgW
- 「で、一応君も殺されるターゲットに入ってたんだよ?」
「え?!マジで?!」
「ゴメンな驚かせて。でも、私があいつに抵抗して、標的をあのおっさんに書き換えた。まあ、誰かが殺されるってまでは、変えれなかったけどな」
まじか。嘘なんだか本当なんだか…
「ちなみに、私がやったことは、あいつにはばれてない。」
「そうなんだ」
「そして、君を狙ってたこともすり替えたからもう忘れている」
「おおお!」
「でも、君が、目をずっと見てたから、あからさまに怪しんでいた」
え…
「だから、ここを出るまで、絶対私から離れるなよ!」
勢い良く僕は首を縦に振った。
- 12 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:25:18.97 ID:yKxLzVEgW
- しかし、非常に残念なお知らせを、このお姉さんにしなければいけない。
「本当にすいません。トイレに行きたくて仕方ないんですが」
「…ついていくか?中まで」
えええええ?!
「いや、さすがの流石にそれはちょっと…」
「わたしは、構わないぞ…?」
「………い、いやぁ。」
「ひ、一人で行きます」
「まあ、流石にトイレのなかはむりだよなあ。すまんすまん」
「最新の注意を払って行きます」
「わかった。絶対に、奴に会ったら目を見るなよ」
「はい」
- 13 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:26:56.55 ID:yKxLzVEgW
- そして扉を開け、角を曲がって無事トイレにつき、
ようを足し、また道を引き返していく。
すると、物凄い勢いで、横の部屋から、女の子が勢い良く飛び出してきた。
「お!少年、こっちおいで」
そして腕を掴まれ、部屋に連れられて行く。
以外と腕力があって、抵抗出来なかった。
そして、その女の子の髪は、
金髪だった…
- 14 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:30:35.70 ID:yKxLzVEgW
- 「あなたに大事な話がある」
「はい?」
その瞬間、目をまた見てしまった。そして。あの感覚がまた始まった。
絶対に関わってはならないけど、関わって見たいという感覚に。
心臓のバクバクが止まらない。
「実は私の隣で寝ていたおじさん、死んでたんだ。君、見てたでしょ」
!!!
「あれやったの、君の隣にいたあの女だよ」
ま、まさか…
「で、本当は君が狙われてたんだけど、実は私がうまいことやって、
おじさんにすり替えたの。まあ、死人は誰かにしなきゃだったけどね」
なんだ…二人とも同じ事を言っている…。
「ごめんね、でも、部屋一緒だよね?気をつけてね。じゃ、また」
そして僕は、震える足で部屋に戻った。
- 15 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:31:30.69 ID:yKxLzVEgW
- ここからは書き込みがあったら、書いていこうかと思う。
- 16 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:36:39.03 ID:yKxLzVEgW
- こないな…ダメそうだな。
- 17 :名無しさん:2015/01/16(金) 21:40:23.95 ID:yKxLzVEgW
- 上げ
- 18 :名無しさん:2015/01/17(土) 01:32:58.41 ID:/bTQGNPGy
- 見てるから続けろよ
- 19 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:03:51.59 ID:bDzHMUsoH
- 書き込みありがとうございます!うれしい><
- 20 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:07:35.35 ID:bDzHMUsoH
- どっちだ……。一体どっちの発言が正しいんだ?
ようやく部屋に到着。しかし、到着した直後に話しかけられた。
「おい!」
「はい?」
「お前、あいつからうそ吹き込まれただろ!」
「え…」
「どうなんだ?!どっちを信じるんだよ?!」
なんで知ってるんだ?
でも、言うしかない。よし。
「もしかしたら、そうかもしれない…」
- 21 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:12:37.88 ID:bDzHMUsoH
- 「やっぱそうかぁ…」
「はい…」
でも…このお姉さんが嘘をついている可能性もあるんだから、とりあえず自分で決断をしていくしか無い。信じれるのはあとは自分だけだ。
その直後、部屋に、一本の電話がかかってきた。
電話をとると、管理人さんからだった。
「殺人が起きました。しかも2人です。犯人は断定できていないので、身元の安全を確保して下さい。」
ま、まじかよ…まさか…金髪のあいつ?それともこのお姉さんが…
これ、ヤバくねえか?
「おい、誰からだ?」
お姉さんにとりあえず事情を説明すると、当然険しい顔になった。
- 22 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:15:53.37 ID:bDzHMUsoH
- 「なるほど…とりあえず、トイレに行くなよ」
「は、はい…」
「よし、今夜は作戦会議だ!いつ殺されるか分からないから、私たちだけで策を練るぞ!」
という事で今日は、その女と色々語った。
どうやら俺を気に入っているらしく、かなり強引に抱きつこうとしたりする。
かなり酒も入っている。
でも、夏の花火を見ながらのきれいな女性との酒は良いもんだな。
- 23 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:18:34.95 ID:bDzHMUsoH
- あれ、IDって日付で変わってしまうんですね…
とりあえず続けます。
- 24 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:19:57.26 ID:bDzHMUsoH
- 10kBまで続けます。10kB超えたら寝ます。
- 25 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:24:35.10 ID:bDzHMUsoH
- そっから酒臭いこの女性と計画を立てた。
とりあえずあの金髪の女は、目を合わせると殺せるらしいので、目を合わせなければ大丈夫との事。
また、この部屋はこのお姉さんの結界的なもので守ってるらしいから、とりあえずこの部屋から出なければ大丈夫そうといわれた。
でも、このお姉さんの仕業という可能性もあるんだよな…。
しかし、その時…急に意味不明な事を言って来た。
「なあ、わるい。ちょっと急用できちまった。帰るわ!」
「え!どういう事ですか!?」
「本当にまじですまん!」
そう言うと、窓から華麗に消えて行った。
やばい、ひとりだ。俺は本当にうまくやり切れるのか…
ちなみに関係ないが、ここの温泉は本当に感動だ。
高級とかじゃないけど、なんというか、絶妙な他県さで、夏はこういうところに泊まりたい。そこそこ新しいのも、また素晴らしい。
- 26 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:26:51.35 ID:bDzHMUsoH
- その時、窓が開いて金髪の女が入ってきた。
「あいつ。やっと行ったわねこれでゆっくり話せるわ。私、あなたは別に嫌いじゃないし」
といったきり、すぐに部屋から出て行った。
ヤバい、心臓のばくばくが止まらない…なんなんだ。
でも、ガッツり目はあったけど、とりあえず殺されはしていないな…
恐い…
でも、何だろうこの気持ち。
楽しい!楽しいぞ!
ああ、帰りたくない。
そして、田舎でも都会でもない夜の町の明かりが、さらに帰りたくなくさせた。
- 27 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:34:16.77 ID:bDzHMUsoH
- 次の日、犯人は当然見つかっていないが、とりあえず緊急警報は止まったようで、みんなロビーに来ていた。
そのとき、金髪の例の女に話しかけられた。
「あらこんにちは!元気?」
「え!?ど、どうも…」
「クスッ。あ、そうだ。外、散歩しない?」
「あ、は、はい」
やべえ…散歩に誘われちまったよ!
という事で成り行きで、外に一緒に出て来てしまった。
外はいい天気で、庭を散歩し始めた。
やっぱりでも、まだ怖い。まず、あのお姉さんが言う通り目が怖い。
これで人を殺せるといっても納得だった。
なんというか、リミッターが外れてるというか、関わってはならない目をしている。
ちなみに見た目ははっきり言って、ギャル。
ただ、やっぱりあまり周りでは見ない感じの雰囲気は漂っている。
肌が白く、そばかすが散らばっているのが特徴だ。
パッと見は少し恐い。
「ねえ、デートみたいじゃない?」
「お、おお。でも、なんでそんなに親しくしてくれるんだ?」
「私、あなたは別に嫌いじゃないんだよ?これからも友達でいれたらともおもうし。これからもたまに遊ぼうよ」
「う…うん」
- 28 :名無しさん:2015/01/17(土) 02:36:49.78 ID:bDzHMUsoH
- 10kB行ったのと眠さ限界なのでねる、いや、風呂行ってきます。
続きは明日…1つでもなにか感想を頂けたら書く事に致します。
無かったら…ここで打ち切ります。
ちなみにこの話は一応完結してますが、僕のやる気次第でリメイクしながら書いていこうと思います。
- 29 :名無しさん:2015/01/17(土) 20:36:19.80 ID:bDzHMUsoH
- ざんねん。書き込みならず…
- 30 :神様:2015/01/17(土) 20:39:20.06 ID:Q2hNFc18R
- あなたお願いあります
刀葉林と地獄の話お願い
登場人物は
叶姉妹と鬼女と雪女でお願いします
- 31 :名無しさん:2015/01/17(土) 21:24:21.59 ID:bDzHMUsoH
- 30さん。
書き込みありがとうございます。
おもしろそうです。とりあえずこの話しが終わってからでw
- 32 :名無しさん:2015/01/17(土) 21:30:02.42 ID:bDzHMUsoH
- 今日中に感想が無かったら辞めよう。
- 33 :名無しさん:2015/01/18(日) 01:25:14.72 ID:X+4MAyt/I
- 悪い、仕事で遅くなった。
情景など見えてきた所だ。続けろよ。
- 34 :名無しさん:2015/01/18(日) 01:50:46.60 ID:BCxrRYLkZ
- 33さん。
ありがとうございます!ちなみに、きのう応援してくれた人と同一人物ですか?
- 35 :温泉:2015/01/18(日) 01:52:19.93 ID:BCxrRYLkZ
- とりあえず続けます。
分かりやすく今度から名前は「温泉」でいきます。
- 36 :名無しさん:2015/01/18(日) 01:53:28.01 ID:2g6UR/raL
- ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
- 37 :温泉:2015/01/18(日) 02:02:31.29 ID:BCxrRYLkZ
- 「そういえば、私の名前を言ってなかったね。私はユリア。そうよんで」
「ユリア……」
もう一度この女性の見た目をあげていく。
肌は恐ろしく白い。髪は金髪。そばかすが散らかっていて、眼力が異様に強い。
未だにこの恐ろしさに、腰が抜けそうになる。
「で、君の名前は?」
「僕は…優(ゆう)だ」
「ふーん、じゃあ、優。一つ聞いて良い?」
「え?…うん」
- 38 :温泉:2015/01/18(日) 02:05:17.84 ID:BCxrRYLkZ
- 「お前…学校でいじめられてただろ?」
………っな…。
そう…そうなんだ。
僕はいじめられていた。
だから、こういうギャルみたいなのは恐いんだ。
恐い…恐いんだよ!
そうさ、こういうギャルは、そういう所をすぐ見抜く。
- 39 :温泉:2015/01/18(日) 02:10:15.92 ID:BCxrRYLkZ
- 強い眼力で、じっと僕の目を見つめてくる。
いや、なんて言うんだろう、このギャル独特の眼力。
間違いなくこいつは、いじめる側の人間だっただろうな。
その時、暴力的にいきなり肩に手を回してきた。
「なぁ…ちょっと私の部屋に来いよ」
僕には逆らう力も無く、大人しくついていった。
- 40 :温泉:2015/01/18(日) 02:14:45.43 ID:BCxrRYLkZ
- そう、僕はいじめられていた。原因は分からない。
ま〜なんだ、多分地味とか、こいつなら勝てそうとか、そんな感じだろう。
そんな下らない理由で、僕はいじめられたんだ。
だから、高校は全然関係ない県に入った。
そして、今では地味だけど、いじめられてない感じである。
いついじめられるか分からないけどね。
だから、ああいう本物の奴に出逢うと、足がすくむんだよ。
- 41 :温泉:2015/01/18(日) 02:18:41.84 ID:BCxrRYLkZ
- ユリア…と名乗った奴の部屋は、とりあえずとんでもなく香水臭くなっていた。
昨日一晩寝て化粧して、香水をつけたのかな。
昨日見たときより一層ケバくなってるもんな。
「さて、優だっけか?」
「あ、うん…」
「とりあえずあの女退治に付き合ってもらう」
「お…女退治って、昨日僕と一緒に泊まったあの…」
「え!?お前ら一緒に泊まってんの!?」
「ま…まあ…」
「なーんだよ、こんな顔してやる事やってんじゃーん」
なんか…やだな…
- 42 :温泉:2015/01/18(日) 02:23:50.37 ID:BCxrRYLkZ
- 「おい…この部屋に来たからには、分かってんだろ?」
「は…はい…?」
ユリアの顔がイヤラシく歪む。
な…なんだ…
「いただき!」
と、ユリアが言った瞬間、いきなりキスをしようとしてきた。
「まって!ちょっと!」
といって顔を押しのけようとしたが、顔を押さえつけられ離れない。
というか、結構腕力がある。
もがくこと1分ほど。なんとかユリアを押しのける事に成功した。
辺りは香水の匂いで充満している。
むせ返るくらいだ。
「は〜、つまんね〜の。私には興味ないの?
あの女とはやることやったんだろ!?」
「は!?何もしてないよ!」
「じゃあ私とは良いだろ!」
「なんでそうなる!」
- 43 :温泉:2015/01/18(日) 02:28:53.80 ID:BCxrRYLkZ
- 今度はユリアが僕の方をがっしり掴み、前後に揺さぶってきた。
「おい!タマキンついてんのかよマジで!」
「ちょ…なにす…」
「ちょっとくらい犯させろよー!」
「………」
「私最近たまってんだよー!」
………。
この人…だめだ…。
「ま、いーや」
そういった瞬間、僕を突き飛ばした。
僕は無様に転がる。
「とりあえず私に付き合ってもらうから。じゃ、そろそろ温泉でんぞ」
「え?帰るって事?」
「そう。さっさと荷物まとめな。」
「は…はぁ」
- 44 :温泉:2015/01/18(日) 02:29:37.66 ID:BCxrRYLkZ
- えっと、ちょっと休憩します。
- 45 :温泉:2015/01/18(日) 03:41:25.28 ID:BCxrRYLkZ
- すいません、今日は眠さの限界なので寝ます。
- 46 :名無しさん:2015/01/18(日) 11:15:09.58 ID:D76qq2wN/
- >>45
ゆっくり休め。まだ続けろよ。読んでるから
- 47 :温泉:2015/01/18(日) 23:47:59.93 ID:BCxrRYLkZ
- 46さん。
ありがとうございます!
よし、一息ついたらまた執筆します。
- 48 :温泉:2015/01/19(月) 00:50:23.78 ID:a9KycXtvn
- ちなみに、この2chで色んな人の意見を聞いたりもまれたりして、
修行の場にしたいと思う。
そろそろ書きます!
- 49 :温泉:2015/01/19(月) 01:13:13.32 ID:a9KycXtvn
- そうして、僕はこの宿を去る事になった。
この、ユリアという人と一緒に…。
しかし、一つだけ疑問が残る。
最初に出逢ったあの女の人は、一体どこに行ってしまったのだろうか。
- 50 :温泉:2015/01/19(月) 01:14:28.05 ID:a9KycXtvn
- そもそも、あのオジさんを殺したのは、果たしてどっちが殺したのだろうか…。
「おーい」
ユリアさんの声が響く。
仕方ない、行くとするか。
- 51 :温泉:2015/01/19(月) 01:36:22.35 ID:a9KycXtvn
- 「優、もうタクシー呼んだから」
「あ、タクシーで行くんですね」
「そうだね。大体10分やらで、私が住んでるマンションにつくから」
「分かりました」
仮にも、1人の女性の家に行くのか。
とりあえず、犯されないようにしよう。
しばらくして、タクシーが到着した。
「どうぞ」
タクシーの運転手の声に招かれるようにして、僕たちはタクシーに乗り込んだ。
- 52 :温泉:2015/01/19(月) 01:39:36.32 ID:a9KycXtvn
- タクシーに揺れながら、僕の太ももに触れているユリアさんの手も動く。
そう、ユリアさんは常にこういったイヤラシい事しかしていない。
「ユリアさん。流石にタクシーではこういう事しないでくださいよ」
「あ?童貞は黙ってやられてろ!」
ちょ…タクシーさんに聞こえるから…。
運転手さんは明らかに気まずそうに、気づかないフリして運転をしている。
こんな感じで、終始僕の身体をいじられながら、マンションへ到着した。
「さ、着いたぜ」
見てみると、それは立派なマンションだった。
でも、大き過ぎるという訳でもなく、ちょっとしたお金持ちが住んでいそうなマンションだ。
- 53 :温泉:2015/01/19(月) 01:48:33.10 ID:a9KycXtvn
- 「さ、入った入った」
そういうなり、マンションのエレベーターに入った。
待ち合い室は凄く綺麗で、観葉植物が置いてある。
このマンションは、人の匂いがしないな。
エレベーターがぐんぐん上っていく。
はぁ…僕は一体何をしてるんだろうか。
とりあえず、あの時魔法を使ったのはどっちか。
その謎を知りたい。と、思うようにしよう。
エレベーターが開き、ユリアが先頭に立って歩いていった。
- 54 :温泉:2015/01/19(月) 01:49:39.17 ID:a9KycXtvn
- 追記:主人公がユリアを呼ぶ時、ユリアさんとユリアって呼び方が混じっちゃったけど、ユリアで今後統一します…。
- 55 :温泉:2015/01/19(月) 01:50:14.40 ID:a9KycXtvn
- 「ここよ。入って」
そういうなり、ドアの扉を開けた。
ここが、ユリアの部屋か…。
中は非常に簡素だった。もっとギャルギャルしい部屋を想像していたもんだったが。
夏独特の濃い影が、マンションの一室に影を落とす。
「で…なにを…するんだ…?」
- 56 :温泉:2015/01/19(月) 02:14:06.91 ID:a9KycXtvn
- 「何をすると、思う?」
いきなりユリアが近づいてきた。
「さ…さぁ…」
「私と一緒に、犯罪をしようよ」
「え?」
「私と一緒に、悪に手を染めて欲しいの」
「ど、どういう事?」
暑さか恐怖か。
汗が頬から垂れる。
- 57 :温泉:2015/01/19(月) 02:14:30.29 ID:a9KycXtvn
- 「私ね。親が金持ちで小さい頃から好き勝手やってきたんだ」
「ほ、ほう…」
「だから、もう無理なんだよ」
「な、なにがだよ…」
「だから、もう私は犯罪的な領域でしか楽しみを見いだせないんだよ!」
そういったユリアの目は、どこかリミッターが外れていた。
やっぱり…こいつが殺した犯人なのか…?
- 58 :温泉:2015/01/19(月) 02:17:25.14 ID:a9KycXtvn
- 「そう。普通の事では楽しみを見いだせないんだ
だから、定期的に見つからないように、人を殺している」
「え…今なんて…」
「でも、温泉で、私を超える犯罪者を見つけた。
あいつは確実に魔法を使えるんだ」
どっちだ…どっちが殺したんだよ…。
- 59 :温泉:2015/01/19(月) 02:21:31.01 ID:a9KycXtvn
- あ…。
あの人だ。
温泉のあの人だ!
「やぁ坊や。取り合えずその女から離れな」
「う…うん…」
いわれるがままに、ユリアから離れて、その女性の方へ近づいた。
「優。お前だけが頼りだったのに」
なんだろう。どことなく、可哀想になってくる。
- 60 :温泉:2015/01/19(月) 02:22:58.53 ID:a9KycXtvn
- 訂正:正しくはこっちです。59はミス。
↓
その時、派手に扉が開かれた。
「見つけた。ユリア。お前をここで拘束する」
あ…。
あの人だ。
温泉のあの人だ!
「やぁ坊や。取り合えずその女から離れな」
「う…うん…」
いわれるがままに、ユリアから離れて、その女性の方へ近づいた。
「優。お前だけが頼りだったのに」
なんだろう。どことなく、可哀想になってくる。
- 61 :温泉:2015/01/19(月) 02:29:56.31 ID:a9KycXtvn
- その瞬間、場面は激変した。
ユリアがとっさに走ってきて、懐に隠していたナイフで、お姉さんをひと付きした。
「ったく、あせらせんじゃねーよ」
そういうと、あっさりとナイフを引き抜いた。
「え…殺した?」
「ああ。そうだ」
「な…なんて事を…」
「なんて事?こいつは魔術師だぞ!お前は騙されていたんだ!」
- 62 :温泉:2015/01/19(月) 02:38:55.31 ID:a9KycXtvn
- その証拠に見せてやるよ。
そういうなり、ユリアがお姉さんの腹部を切裂いた。
うわ!思わず目を背けた。
「おい!良いから見ろ」
そういわれ、恐る恐る見ると、そこには目を疑う光景があった。
腹部がまるでブラックホールのようになっていた。
いや、何だろう…。僕がそう見ているのか?何なんだ?
「そうさ、魔術師ってのはそういうもんなんだ。幻想のようなもんなんだよ」
「幻想?」
「ああ、そうだよ。そしてこっちが、本当の世界だ」
「なにを…いってるんだ?」
「優、すこしこの世の真実を教えてあげようか」
暑さはさらに、意地汚さを増した。
- 63 :温泉:2015/01/19(月) 02:59:01.05 ID:a9KycXtvn
- 「いい?この世は全て原子で出来ている」
「原子?」
「そう。簡単にいえば、粒で出来てるようなものよ。
ちなみにこの電子は、真ん中の中性子と、周りを回っている電子で出来ているのよ」
「ほ、ほう…」
「この中性子がサッカーボールくらいだとしたら、電子はパチンコ玉くらいなの。
で、その距離というのは直径160kmくらいに相当するのよ。
ちなみにその隙間は、何で埋まってると思う?」
「さ、さあ…」
「答えは宇宙よ。物質以外の全て。どんな物質も、原子で出来ているから、
全ての空間は、物質以外の宇宙空間に満たされているとしか考えられないのよ」
「む…難しい…」
- 64 :温泉:2015/01/19(月) 02:59:49.02 ID:a9KycXtvn
- 「だから私たちの身体も同じよ。
私たちの身体の原子の、中性子と電子の隙間をぎゅっと縮めると、
どのくらいの大きさになると思う?」
「さ…さあ…」
「答えは、目に見えないレベルよ。砂粒よりも小さいの。
地球でやっと、凝縮すると野球ボールくらいの大きさなのよ。
だから私たちは、まるで霧のように宇宙空間に浮かんでいるにしか過ぎないのよ」
「な…なるほど…僕たちがいる地球もスカスカで霧みたいなもんだから、
結局は、野球ボールと目に見えないな粒が、宇宙空間を漂っているにしか過ぎないって事か!」
「そうよ。だからこいつの肉体は、この世の幻想ともいえる真実を、
解放したにしか過ぎない。
この世界は、幻想のようなものなのよ」
- 65 :温泉:2015/01/19(月) 03:00:15.67 ID:a9KycXtvn
- よし、風呂行ってくる。疲れた。
- 66 :温泉:2015/01/19(月) 03:22:15.20 ID:a9KycXtvn
- よし。やるか。
- 67 :温泉:2015/01/19(月) 03:23:23.74 ID:a9KycXtvn
- その日、あとの事は全てユリアがなんとかするからといって、僕は家に帰る事にした。
死体処理…視点のかな…。
核心ではないが、やっぱりあの女の人は、恐らく魔法使いだったのだろう。
一緒に一晩過ごした事を思い出すと、なんだか悲しくなるな。
でも多分、狙われていたのは僕だったんだろう。
まぁ…あまり考えないようにしよう…。
ー翌日ー
ユリアからの電話が早速あり、僕はコンビニに呼び出された。
日光に照らされながらコンビニに着くと、すでにユリアはコンビニでタバコを吸って待っていたようである。
タバコ…吸うんだな。
「よっ、優」
なんだかこうしてみると、タダのヤンキーだな。
- 68 :温泉:2015/01/19(月) 03:38:59.63 ID:a9KycXtvn
- 「ユリア、今日は何をするんだ?」
「非常に重要な話をする…とその前に。
お前、あの魔法使いの事引きずってるだろ」
「え?」
「はぁ〜、そんなんだから童貞なんだよ。
いいか!マ○コくら私が貸してやるから!」
………。
だから…そういう事を公共の面前でいうから嫌なんだよこの人は。
すでに街を歩いている人たちが、異様にじろじろと僕たちを見てくる。
「優、お前世間体気にしただろ」
「え?」
「世間体気にしただろって!」
「世間体というか…」
「本当はやりたいんだろ!だったらみんなに向かって大きな声でいえって!
やりたいって!ほら、そこのオジさんに!おーいオジさん!」
「や…やめろって!」
こいつ…まじでとんでも野郎だ…!!
- 69 :温泉:2015/01/19(月) 03:47:36.71 ID:a9KycXtvn
- さらにユリアはエスカレートし、そのバーコード頭のオジさんを捕まえてきた。
「あ…あの…なんでしょうか…」
このオジさんは、いかにも日向で生きてきたという感じで、
明らかにこのギャルの風貌にびくついていた。
「さぁ、いうんだ優。私とやりたいって!このオジさんに宣言しろ!」
「お前…いい加減にしろ!」
「いーから早く言えよー!」
こ…こいつ…。
「はぁ…もういいや。俺は帰る」
「へ?帰る?」
「お前には金輪際あわないからな。じゃ」
- 70 :温泉:2015/01/19(月) 03:48:19.99 ID:a9KycXtvn
- もう怒ったぞ。
おっさんもおっさんで警察に連絡し始めてるし。
非常にめんどくさい事になりそうだから、申し訳ないが俺は帰らせてもらう。
そうと決まったら退散だ。
そそくさと歩き始め、コンビニから離れていく。
「おーい!優ーー!」
はっ。誰が振り向くもんかよ。
そうして歩き始めて10分後。
特にユリアは追ってこなかった。
今頃警察にお世話になってるのかな。
ーーーーー。
ということで、とりあえず、家に帰ってきたぜ。
うん、そうだ。俺は普通の生活に戻りたいんだ。
もう、あのギャルと会う事も無いだろう。
- 71 :温泉:2015/01/19(月) 03:49:25.30 ID:a9KycXtvn
- 気づいたら、布団に寝っ転がっていた。
今まで見た事も無いものたちを見て、疲れ果てたのだろう。
日常に、戻ろう。
日常に…。
- 72 :温泉:2015/01/19(月) 03:51:31.78 ID:a9KycXtvn
- あれ、もう夜か…。
気づいたら寝ていたようで、外は真っ暗だった。
なんだろう、眠気もすっかり冷めてしまって、なんだか無性に散歩しにいきたくなってきたな。
よし、散歩にでも行くか。
そして、外に繰り出した。
- 73 :温泉:2015/01/19(月) 03:53:16.04 ID:a9KycXtvn
- 外は、何かいつもと違って、異様にコントラストが強い。
空って、こんなに真っ赤だっけか?
道路って、こんなにも真っ黒だっけか?
それに、信号が全て消えていて、人が1人もいない。
街の電気もない。
僕は、1人…孤独…。
なんだ。何かがおかしいぞ。
- 74 :温泉:2015/01/19(月) 03:55:20.90 ID:a9KycXtvn
- どこに行けばいいんだ…。
………。
……。
…。
そ、そうだ!コンビニだ!
あそこなら、何故か…大丈夫な気がする。
僕は、一目散に、この世界を駆け抜けた。
- 75 :温泉:2015/01/19(月) 03:58:53.58 ID:a9KycXtvn
- はぁ…はぁ…。
よし、着いたぞ…!
あれ?コンビニにいるのは…ゆ…りあ…。
「なぁ!この世界何かおかしいよな!
ユリアも何か変だって思わないか!?」
「てめぇ…私と縁切ったんじゃないのか?」
「あ…ご…ごめん」
「人間は、そうやってコロコロと気持ちが変わるよな。
信じていたと思ったら、裏切り、裏切ったと思ったら、
すぐにまた懐いてくる。
人間には飽きれるよ、本当に。」
「え…ご…ごめん…」
「疲れんだよ!私も人間だけどさ!」
「そ、そうか…」
- 76 :温泉:2015/01/19(月) 04:02:08.82 ID:a9KycXtvn
- 「どいつもこいつも!そしてお前も!」
そういうなり、いきなり僕の首を締めてきた。
「ちょ…おま…くる…」
「なんなんだよ!誰か一人くらい、信頼出来る人間っていないのかよ!」
「いき…でき…な…」
………でも、そうだよ。そうなんだよ。
僕もいじめられていた時、それは凄く思ったよ。
簡単に人は手のひらを返す。面白いくらいにな。
それくらい、くだらないんだよ。人間は。
思い知ったか、ユリア。
- 77 :温泉:2015/01/19(月) 04:04:24.93 ID:a9KycXtvn
- 「このままお前を殺したら快感なのかな…ならいっそ…」
「くっ…」
……そうかもな。
僕だって、正直こんな世界は苦痛でしかないのさ。
人間はみんなそうさ。そうなんだよ。
俺もいっそ、お前にやられた方が楽なのかもしれないよ。
「何でお前は!!抵抗しないんだよ!!」
「……なに…がだよ…」
- 78 :温泉:2015/01/19(月) 04:08:02.73 ID:a9KycXtvn
- 「ああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そして僕は、地面に投げ捨てられた。
…いってぇ。
「おい…気は…すんだか…?」
「まーな。ちょっとは晴れたよ!」
そういって、今度は僕を蹴り付けてきた。
なんだろう。この世界では、何も抵抗する気にならない。
僕は死を、恐れていなかったのか?
僕は一体、なんなんだ?
「優、教えてやるよ、ここが何なのか」
- 79 :温泉:2015/01/19(月) 04:12:27.96 ID:a9KycXtvn
- 「ああ、教えてくれ」
「ここはな…明晰夢の世界だよ」
「明晰夢?」
「ああ。別に私は何か魔法を使った訳ではないぞ。
ちょっとブルーになってな、わざとお前を誘ったんだよ、この世界に」
「な、なんだよそれ。じゃあ俺たちは今、夢の中なのか?」
「そうだ。ただし、夢の中といえども、意識はある夢だ。
ここでどっぷり、私の心の鬱憤晴らしに付き合ってもらう事も出来る」
「さっきので発散したんだろ?」
「まあね。でもさ、私以上に、お前、結構ヤバいぞ」
- 80 :温泉:2015/01/19(月) 04:15:23.64 ID:a9KycXtvn
- 「そうだ、僕は多分ヤバい。なんなんだろうな、本当に。
ユリア、君ならなんだか本音を話せるよ」
「そうなんだ。心の底から?」
「ああ。そうだ」
「じゃあ、殺してみてもいいの?」
「さっき、抵抗しなかっただろ?」
「そうね、じゃあもう一度、」
ーーためして、みる?ーー
- 81 :温泉:2015/01/19(月) 04:21:22.37 ID:a9KycXtvn
- ーーーーーーーーーーーーーー
……………っは!
……はぁ…はぁ…。
あ、あれ…?
なんだ?今の…。
…普通にベッドの上に寝てるぞ。
夢…いや、明晰夢という夢…。なのか?
俺は…俺はなんて事をユリアと話していたんだ…。
これが、俺の心…本心なのか…?
これが俺の望んでいた事なのか?
でも、気持ち悪いくらいあれは心地よかった。
心地よかった?
いや、心地よかったのは間違いない。
あの時、ユリアに全てをゆだねてもいいとすら思った…。
殺されてもいいと思った。
俺は何なんだ…。
そしてあいつは…なんなんだ?
- 82 :温泉:2015/01/19(月) 04:21:47.19 ID:a9KycXtvn
- ……………自分が…気持ち悪い……。
………。
「気持ち悪い!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 83 :温泉:2015/01/19(月) 04:23:54.05 ID:a9KycXtvn
- ふー、つかれた。
とりあえず今日はここで終わります。
- 84 :温泉:2015/01/19(月) 04:27:04.18 ID:a9KycXtvn
- 読み直すと、下手さがよく分かる…。
というか、こんな気持ち悪い話し、果たして読む人いるんだろうか…w
大まかな流れは決めてあったけど、勝手にキャラが動き出して、全然違う話になりそうだ…。
- 85 :温泉:2015/01/19(月) 04:28:39.55 ID:a9KycXtvn
- ま〜とりあえず、全てをこのスレで完膚なきまでに吐き出したいと思います。
えげつなくとも。
今日はねよう。そうしよう。
- 86 :温泉:2015/01/19(月) 04:36:50.06 ID:a9KycXtvn
- ちなみに、2chに書き込むのは、このスレが人生で初書き込みなので、1000いったらどうするのかとか、何一つ知りませんw
とりあえずググりながらやりますが、見てる人が奇跡的にいたら、色々教えてもらえると嬉しいです。
まじで、何も分からん。
というか1000もいかないかw
とりあえずねます。おやすみ。見られてるか分からないけどね。
- 87 :名無しさん:2015/01/19(月) 14:43:33.89 ID:lnrrOkZdB
- >>86
とりあえず目に止まったから読んでる。文章が下手とかは気にしない。
読んでて気持ちよく頭に入ってくるか、場面が頭に浮かんでくるかという感じ。
読み始めたからには完結まで読みたいんだよ。今のところ俺しかコメント入れてないが、続けろよ。
1,000レスいければ新書1冊分くらいにはなるな
- 88 :名無しさん:2015/01/19(月) 17:10:35.60 ID:JP1/HTip0
- 見てっから心配すんなwで、1000までやってくれ。
- 89 :温泉:2015/01/19(月) 23:35:33.34 ID:a9KycXtvn
- コメントありがとう!
- 90 :温泉:2015/01/19(月) 23:36:32.29 ID:a9KycXtvn
- よし、書くか。
- 91 :温泉:2015/01/19(月) 23:37:09.61 ID:a9KycXtvn
- 翌日、ユリアから携帯に連絡があったが、あんな夢を見てしまったため、
ユリアと話す気になれなかった。
何ともいえない気持ち悪さに、自己嫌悪になっている。
そもそも、ユリアはあの夢の事を知っているのか?
もしかして、僕だけあの夢を偶然見たのだろうか?
それともやっぱり、ユリアが見せたのだろうか?
いや、忘れよう。
とりあえず僕は、日常の生活に戻るようにしよう。
- 92 :温泉:2015/01/19(月) 23:52:41.81 ID:a9KycXtvn
- 翌日。
やっと連休が終わり、今日は学校だ。
「優君。最近元気ないけどどうしたの?」
と、話しかけてきたのは、隣のクラスの氷崎という女子生徒だ。
この女は、優等生で、あまり友達が少ない、
いわゆる高嶺の花ポジションと認識されている。
「いや、まぁ…ちょっとね」
「本当に元気ないわね」
「そうだ。俺は元気ないんだ」
- 93 :温泉:2015/01/20(火) 00:01:43.28 ID:Vb1aNf7jR
- 「何かあったら私に相談してね」
「相談…か。相談…出来るようなものならいいけどな」
「私ならきっと相談出来るかもよ」
「え…?」
そういった氷崎の目は、見透かしているようで好きになれない。
「そうだな。じゃあいつか相談に乗ってもらうよ」
「ええ、いつでも待ってるわ」
「な、なぁ…なんで俺によく話しかけてくれるんだ?」
すると、氷崎が軽く微笑んだ。
- 94 :温泉:2015/01/20(火) 00:02:04.89 ID:Vb1aNf7jR
- 「それは、あなたが今にも壊れてしまいそうだからよ」
「なんだよ…それ」
「あなたは弱いから。とてもじゃないけど放っておけないのよ」
「ははっ。余計なお世話さ」
「私はおせっかいなのよ」
- 95 :温泉:2015/01/20(火) 00:02:46.49 ID:Vb1aNf7jR
- 僕たちは、1日のうちに1回、こういう会話をしている。
でも、今日はどこか落ち着いて話せなかった。
なにか、見透かされているようで気が気じゃない。
いや、今日だけじゃないかもな。
そう、僕は、常に本心を隠蔽して生きてるんだよ。
- 96 :温泉:2015/01/20(火) 00:14:00.90 ID:Vb1aNf7jR
- 放課後
「おーい、優!カラオケいこーぜ!」
「ごめん!今日はちょっと用事あって!ごめん!」
「そっか!じゃあまた今度な!」
「おう!」
どうも今日は、友達の誘いに乗る気分になれない。
こんな日は、一直線に帰って寝るのが一番だ。
- 97 :温泉:2015/01/20(火) 00:15:12.19 ID:Vb1aNf7jR
- 「あら、優君。今帰るの?」
「あ、氷崎」
今日はもうあいたくないと思ってたが、偶然にも氷崎に話しかけられてしまった。
話した事がある奴というのは、あったら話さなきゃならないんだよな。
話さないと、それはしかとになってしまう。
つくづく、人間関係は面倒くさい。
まぁでも、こいつは割と気楽に付き合える方ではあるけどな。
- 98 :温泉:2015/01/20(火) 01:13:16.13 ID:Vb1aNf7jR
- すまん、今日は寝ます。
- 99 :温泉:2015/01/21(水) 01:47:03.83 ID:snrtsw15p
- よし、書きます!
- 100 :温泉:2015/01/21(水) 01:51:25.35 ID:snrtsw15p
- 「じゃあね」
しかし、早々に、氷崎から帰宅の意思を告げられた。
「おう、じゃ…じゃあな」
なんだよ、やけに素っ気ないな。
とりあえず、帰宅するか。
- 101 :温泉:2015/01/21(水) 01:55:59.99 ID:snrtsw15p
- 今日はまっすぐ家に帰るのがいいな。
特に何も考えず、無意識に足を動かして家へ向かった。
しかし、そう簡単に、この不穏な空気は終わらなかった。
突然、何かの気配がした。
なんだろう。すごく…すご〜く、嫌な予感がする…。
いや、気のせいだ。
時に気にせずに、僕は歩き続けた。
- 102 :温泉:2015/01/21(水) 01:56:29.83 ID:snrtsw15p
- しかし、曲がり角を曲がったそのブロック塀から、そいつは顔を出した。
なんと表現したらいいんだろう。
エイリアン…といえばいいのだろうか?
目は赤く、髪はショートヘア。
皮膚は青い色をしていて、体つきは、一言でいうとナイスバディである。
妙に色っぽい体つきだ。
顔は、非常に可愛らしい顔をしているが、生気が感じられない。
- 103 :温泉:2015/01/21(水) 01:56:52.66 ID:snrtsw15p
- そして身長は、ざっと2〜3mはあるのだろうか。
そんな奴が、曲がり角から現れやがった。
対面。
えっと、とりあえず、どうしようか。
- 104 :温泉:2015/01/21(水) 01:58:35.41 ID:snrtsw15p
- その巨人は、僕をじっと見て、こう言った。
「今から、我々が地球を侵略する」
え…まじ…なんだろうな…。
この風貌を見せつけられて、信じるしかなかったのである。
その声は、まるでオペラ歌手のように、脳に響き渡った。
- 105 :温泉:2015/01/21(水) 02:02:39.65 ID:snrtsw15p
- 「君!!!!!」
その声に我に返って振り向くと、黒スーツの外人が立っていた。
「早くこの車に乗るんだ!早く!」
「え…えっと…」
「いいから!早く!」
がむしゃらに車に乗せられて、僕はそこから20分、車の中で揺らされ続けた。
- 106 :温泉:2015/01/21(水) 02:09:13.84 ID:snrtsw15p
- 「ついたぞ」
見るからに怪しげな、広い空間に連れてこられた。
「ここは、どこですか?」
「秘密の施設だ」
「あ、あの…あの巨人はなんなんですか!?」
「エイリアンだ」
「や…やっぱり…」
- 107 :温泉:2015/01/21(水) 02:09:48.57 ID:snrtsw15p
- 「我々も、詳しい事は一切分からん。奴らが勝手に地球に侵略してきた。
それも昨日の事だ。しかし、ある特定の子供たちだけを狙っているようなんだ。
その1人が、君という事だよ」
なんだ…それは…。
「ちなみに、全部で7人いるんだ」
「7人…ですか…」
「ああ、そうだ。」
- 108 :温泉:2015/01/21(水) 02:19:47.57 ID:snrtsw15p
- 「ちなみに、すでにここに全員そろっている。
君が一番の遅刻ものだぞ」
「え?」
「まずは、コイル。こいつはハッカーとしても有名な少年だ」
コイルといわれた少年が扉から出てきた。
いかにもネクラで、オタクといった感じの少年だ。
「次は、双子の子供、浅葱兄弟だ」
浅葱兄弟…申し訳ないが普通の男子生徒だ。
なぜ、選ばれたんだろうか…
- 109 :温泉:2015/01/21(水) 02:20:18.69 ID:snrtsw15p
- 「次は、通称I(アイ)といわれているこの女の子だ」
そういわれて出てきたのは元気そうな女の子だった。
「どうもー!優君だっけ!よろしくねー!」
「あ、ど…どうも…」
- 110 :温泉:2015/01/21(水) 02:20:52.42 ID:snrtsw15p
- 「6人目と7人目は、一緒に紹介してもいいだろう。
さ、出てきたまえ」
そういわれて、2人が出てきた。
しかし、僕は目を疑った。
「そう、君と同じ学校の、氷崎さん。そして、ユリアだよ」
お…おまえら…。
- 111 :温泉:2015/01/21(水) 02:25:26.89 ID:snrtsw15p
- 「氷崎さんは、実は人工知能を開発するほどのIQを持っているんだっけか?」
「そうよ」
え、そうなのか!?
「頭脳枠も、あった方がいいだろう、と、エイリアンも考えているのだろうかな?
で、ユリアは…とりあえず性悪代表という感じかな」
「てめー、ぶっ殺すぞ!」
「おっと、失礼。それで君たちから、あのエイリアンと戦って欲しいと思ってる。」
な…なんだと?
- 112 :温泉:2015/01/21(水) 02:32:55.65 ID:snrtsw15p
- 「とりあえず、試しに一匹戦ってみてくれ。
んじゃ、こっちの部屋へ来てくれ」
そういうと、黒スーツの男たちが出てきて、僕たちを押さえ、
その部屋に連行した。
- 113 :温泉:2015/01/21(水) 02:33:23.22 ID:snrtsw15p
- そこは、体育館のような倉庫だった。
そこには、あの道路でみた巨人と全く同じ巨人が立っていた。
「巨人の人数は、全部で7匹。それ以外は存在しない種族だそうだ。
で、その中の一匹がこいつだそうだ。
じゃ、俺は失礼するぞ」
そういうと、出て行ってしまった。
「まずは手始めに」
巨人がそういった瞬間に、近くにいた浅葱兄弟を二人まとめて握りつぶした。
あまりにも、あっけなさ過ぎた。
- 114 :温泉:2015/01/21(水) 02:49:23.73 ID:snrtsw15p
- 今度は、コイルという男を掴み、むしゃむしゃと食べ始めた。
「痛い!痛いよおおお!!!助けてくれええええ!!」
巨人は無心で、むしゃむしゃと口を真っ赤に染めながら、
コイルを全て食べてしまった。
どうする…どうする…どうする俺!!!
- 115 :温泉:2015/01/21(水) 02:49:51.56 ID:snrtsw15p
- つ…疲れた…。
- 116 :温泉:2015/01/21(水) 02:51:21.85 ID:snrtsw15p
- 今日はここで終わります。
一体この話はどこへ向かってるんだw
とりあえず降りてきた発想に任せて今後書いてみる。
- 117 :名無しさん:2015/01/21(水) 16:49:01.89 ID:C+FL5ylC4
- ここまで読んだ…
向かう先はどこだ?どこに行ってしまうんだ?だな。
まあいい。続けろよ
- 118 :温泉:2015/01/21(水) 23:43:26.23 ID:snrtsw15p
- 117さん。
本当に、ありがとう…
- 119 :温泉:2015/01/22(木) 03:21:42.79 ID:UT3j8C+gL
- さて、書きますか…
- 120 :温泉:2015/01/22(木) 03:33:33.05 ID:UT3j8C+gL
- 不意に、ユリアが話しかけてきた。
「そういやお前、なんか夢みたか?」
「え…夢…あ…」
そう、見たのだ。間違いなく、あの夢を。
「見た。お前に…首を絞められる夢だ…」
「はぁ…やっぱりね。」
- 121 :温泉:2015/01/22(木) 03:34:18.02 ID:UT3j8C+gL
- やばい…この物語を書こうとすると吐き気が出てくるw
どうしよw
とりあえず書く。
- 122 :温泉:2015/01/22(木) 03:39:04.06 ID:UT3j8C+gL
- 「やっぱりねって…お前も同じ夢を…まさか…」
「そうだよ。全く同じ夢を見た」
ま、まさか…
「ユリア…お前の仕業なのか?」
「いや…知らない…けど、恐らくあいつだ…」
「あいつ?」
「ああ、あの温泉にいた女の魔術師…
あいつを殺した時に、あいつは自分の能力を、私に宿したようだ…」
- 123 :温泉:2015/01/22(木) 03:40:39.99 ID:UT3j8C+gL
- 「それは…本当なのか?」
「ああ…自分では分からないけど、私が継いだようだよ」
ユリアはそういうと、巨人の方へ目を向けた。
「じゃ…試してみようか…」
その瞬間、僕の視界は0になった。
- 124 :温泉:2015/01/22(木) 03:41:18.23 ID:UT3j8C+gL
- 1つ目。まず、音という音が全て消え失せた。
- 125 :温泉:2015/01/22(木) 03:41:49.38 ID:UT3j8C+gL
- 2つ目。今度は光が全て消え失せ、闇に包まれた。
- 126 :温泉:2015/01/22(木) 03:42:38.51 ID:UT3j8C+gL
- 3つ目。今度は全てが光に包まれた。
- 127 :温泉:2015/01/22(木) 03:43:20.54 ID:UT3j8C+gL
- 4つ目。消えた音が1つにまとまり、僕の鼓膜は破れた。
- 128 :温泉:2015/01/22(木) 03:43:43.60 ID:UT3j8C+gL
- 「うあああああああああああああ
あああああああああああああああ
あああああああああああああああ
!!!!!!!!!!!!!!!」
- 129 :温泉:2015/01/22(木) 03:45:58.03 ID:UT3j8C+gL
- 目を開けるとそこは、ひたすらに草原だった。
倉庫らしき建物は吹き飛び、地面だけが残っていた。
巨人は血だるまになり、約50mくらいに渡り、内蔵を飛び散らかしていた。
そしてそこに立っていたのは、僕と、ユリアだけだった。
- 130 :温泉:2015/01/22(木) 03:49:15.88 ID:UT3j8C+gL
- すると、拍手をしながら後ろからあの男が歩いてきた。
「お見事です。ユリア。そしてかろうじて残っていた少年よ。
見事、ユリアの力で巨人を吹き飛ばしましたね。
他の少女I、そして氷崎も血だるまとなりましたね」
な…なんだと…
「ユリア、君が仲間も丸ごとぶっ殺したようですね」
すると、男はウインクをして見せた。
「私が…殺した…」
「そうです。あなたが、殺したんですよ」
- 131 :温泉:2015/01/22(木) 03:54:19.51 ID:UT3j8C+gL
- 「ふっ…ふふふ…ふははははは!」
ゆ…ゆりあ…。
「失せろ!」
そういうなり、ユリアが男を睨みつけた。
すると、もの凄い勢いで、男の右腕が吹き飛んだ。
「ぐ…ぐああああああああ!!!!!!」
なにか…まずい予感がする…
「お、おい!ユリア!もう辞めとけって!」
「ゆ…ゆるさんぞ…おい!お前たちあいつを押さえろ!」
男が大きな声を出した直後、麻酔銃のようなものを持った男が現れ、
ユリアに向かって銃弾を打ち込んだ。
見事に銃弾はユリアの腕にヒットした。
あっけなく、ユリアは地面にうなだれた。
「運べ」
「はっ」
- 132 :温泉:2015/01/22(木) 03:57:11.70 ID:UT3j8C+gL
- 僕の目の前で、ユリアが見知らぬ男たちに運ばれていった。
「おい、少年よ」
その男は、僕の前に立っていた。
「お前には…何が出来る」
「え…」
「なぜ、お前のようなケツの青い奴が、エイリアンに狙われているのか、いまいち理解できん」
「し…知った事か…」
「ふ…まぁいい。こいつも運べ」
その言葉を最後に、僕は意識が途絶えた。
- 133 :温泉:2015/01/22(木) 03:58:16.31 ID:UT3j8C+gL
- 翌日。
僕は気づいたら家のベットで寝ていた。
身体も以上は無く、疲れも何も無い。
しかし、昨日の記憶はくっきりと残っていた。
- 134 :温泉:2015/01/22(木) 04:00:41.88 ID:UT3j8C+gL
- 記憶は残っているが、かといって行動がにぶくなるという事も無く、
僕はなんの苦労も無く、気づいたら学校に行っていた。
- 135 :温泉:2015/01/22(木) 04:02:35.07 ID:UT3j8C+gL
- あ…そうだ!!
氷崎さん!氷崎さんはどうなった!!
僕は速攻で氷崎さんのいる教室へ走っていった。
「氷崎さん!」
「優くん。うるさいわよ」
「こ…氷崎さん!!」
いた…。
氷崎さんが…生きていた!!!!!
- 136 :温泉:2015/01/22(木) 04:04:27.40 ID:UT3j8C+gL
- 「あ…あの…そういえば昨日…僕たちあそこであったよね…」
「ええ。放課後話したわよね」
「え…う…うん…い…いや…そのあと…そのあとだよ」
「は…?そのあとなんて会ってないわよ?」
「いや…あったじゃないか!」
「あなた…何言ってるの?」
- 137 :温泉:2015/01/22(木) 04:08:34.38 ID:UT3j8C+gL
- 「あっただろ!」
「だから…なんの事だよ!」
「だから…!!!!!
昨日おまえは死んだじゃないか!!!!!!!!」
「………え?」
あ…。
この瞬間から、教室がざわざわし始めた。
- 138 :温泉:2015/01/22(木) 04:11:05.14 ID:UT3j8C+gL
- 「あいつ…なんなんだよ」
「なんか…意味不明だよな」
「氷崎さんのストーカーなの?」
い…いや…ちが…そうじゃない…
「おい、出てけってー」
「くせーぞw」
「氷崎さん…あの…」
「ごめん、優君。もう話しかけないで」
え…そ…そんな…。
「かーえーれー!」
「かーえーれー!」
「かーえーれー!」
…くそ…なんだよ!
僕はこの教室を飛び出した。
もういい。もう学校になんていれない!
- 139 :温泉:2015/01/22(木) 04:11:43.17 ID:UT3j8C+gL
- 明らかに…ここから僕の日常は壊れ始めた。
- 140 :温泉:2015/01/22(木) 04:13:29.45 ID:UT3j8C+gL
- ふと思ったが、こうして小説書いて、これ丸々誰かに盗作される事とかあるのかな。2chって俺って証明できるもんなのかな?それやられたら書く気うせるな…
- 141 :温泉:2015/01/22(木) 04:23:02.19 ID:UT3j8C+gL
- ま、大丈夫かw
最後辺りに、証明として自分のアメブロに全文まとめたいと思います。
それを証拠にしよう。そうしよう。
もし最後まで見てくれてたら、ブログの方も見に来てもらえると嬉しいです…。
- 142 :温泉:2015/01/22(木) 04:24:39.50 ID:UT3j8C+gL
- 続けます。
- 143 :温泉:2015/01/22(木) 04:27:30.67 ID:UT3j8C+gL
- はぁ…はぁ…
なんだよ…。みんなして…。
俺が…頭がおかしくなっちまったのか!
くそ…。
その時、担任の先生が話しかけてきた。
「優。教室に戻りなさい」
「え?」
そういって振り返った瞬間、自分の目を疑った。
先生の隣にいるのは…ゆ…ユリア…。
「せ…先生…」
「彼女は転校生だ。仲良くしてやれよ」
- 144 :温泉:2015/01/22(木) 04:32:03.29 ID:UT3j8C+gL
- あっけにとられている僕をよそに、僕は教室に戻された。
「えー、新しく転校してくる事になったユリアさんです。みんな仲良くしてね!
そうだな…席は…とりあえず一番後ろの窓際にしよう」
そうして、ユリアはなんと同じクラスに来てしまった。
「うぜぇ」
ん…?
- 145 :温泉:2015/01/22(木) 04:34:43.44 ID:UT3j8C+gL
- 「なんで私の席をてめーに勝手に決められなきゃならんのだ!
くたばれ!」
ユリアがそういうと、先生の目を睨みつけた。
その瞬間、先生の顔が真っ青になってしまった。
「お、おう!自由に選んでいいぞ!」
あいつ…今ちょっと能力使っただろ…。
当然、教室は一気にしんと静まり返った。
そして、ユリアは一直線に僕の所に来て、僕の隣の女子生徒の胸ぐらを掴んだ。
「ねー君、ちょっとどいてくれるかな」
女子生徒は、ユリアの目を見た瞬間、まるで鬼でも見たかのようにおびえ、
すぐに席からたった。
「ど、どうぞ!」
「ありがとー」
そして、のうのうと席に座って、僕に話しかけた。
「よっ、優」
僕は、このクラスでも浮く事になるのだろうか…。
- 146 :温泉:2015/01/22(木) 04:39:09.25 ID:UT3j8C+gL
- 昼休みの時間。
ユリアは気の弱そうな女子生徒の弁当を横取りしまくっていた。
すでに、ユリアを嫌っている生徒が増え始めていた。
「飯食おーぜ!優!」
そして当然、同時に僕もこうして浮く訳だ。
「なぁ、ユリア。屋上行って食おうぜ。そっちの方が気楽だ」
「おう、いいぜ。そうしよう」
とりあえずユリアを連れて、屋上へ行った。
なんだろう。僕の学校でのつるめる人は、ユリア以外はほとんど居なくなってきてしまっている。
- 147 :温泉:2015/01/22(木) 04:40:42.92 ID:UT3j8C+gL
- 翌日も。翌日も。翌日も。
僕は、ユリアだけが信じれるようになり、それ以外の生徒からは、
氷崎さんのストーカーとして、名が広まったためか、誰も絡まなくなった。
もう教室の机には座りたくない。いじめ的な落書きで、机は埋まったからだ。
- 148 :温泉:2015/01/22(木) 04:41:23.77 ID:UT3j8C+gL
- あの一件に絡んでから、一瞬で日常の生活は崩壊した。
- 149 :温泉:2015/01/22(木) 04:43:20.49 ID:UT3j8C+gL
- ユリアいわく、氷崎はやっぱり死んだらしい。
「そうなのか?ユリア。」
「ああ。そうだろうな。今の氷崎は、この学年の記憶にある氷崎の集合体だ。
つまり、誰が見ても不思議じゃない氷崎を、あの謎の機関が作り上げたクローンだ」
- 150 :温泉:2015/01/22(木) 04:44:55.49 ID:UT3j8C+gL
- 「なる…ほど…」
「私たちはもう、普通の人間の生活は出来ない。
だから、事情を知ってる私だけとつるんでた方が楽だ。諦めろ」
「…………」
「やなのか?」
「い…いや…そういう訳では無いけど…」
「諦めろ!もう無理だ!」
「………………………………うん。」
- 151 :温泉:2015/01/22(木) 04:48:25.39 ID:UT3j8C+gL
- 「ちなみに、死んだ奴らは全員、ああしてクローン化されている。
一切エイリアンとの戦いはバレてはならない。ま〜いずれバレるだろうけどよ」
「あの機関は…一体なんなんだ?」
「さあな。でも、私の勘では、多分大人のゲームなんだろうな。
子供たちを使った、トップシークレットな遊びだろう」
「それに、僕たちは巻き込まれたと」
「ああ。そうだな。もっと言えば、あの温泉でお前が魔術師の女に絡まれてからだ」
そうだ…そういえば…そうだった。
なんかもう…懐かしいな。
- 152 :温泉:2015/01/22(木) 04:49:17.91 ID:UT3j8C+gL
- よし、流石に寝ます。
とりあえずこのペースで書いてけばなんとか1000は見えてきた。
これ書き切れば、きっといい経験になるはず。
おやすみ。
- 153 :温泉:2015/01/22(木) 05:02:12.88 ID:UT3j8C+gL
- いちおうブログ作ってみた。
http://ameblo.jp/zenryoku03/
アメンバー限定で記事は見れるようにします。
で、その記事に今後、本文をバックアップしていきます。
本文以外にも日記とかも書いていこう。新たな何かを書くときとかも。
- 154 :温泉:2015/01/22(木) 05:03:29.76 ID:UT3j8C+gL
- アメンバー申請はどなたでも許可します。
- 155 :温泉:2015/01/22(木) 05:06:17.18 ID:UT3j8C+gL
- おやすみ。
- 156 :名無しさん:2015/01/22(木) 05:26:14.98
- 応援!
- 157 :名無しさん:2015/01/22(木) 11:03:44.26 ID:L4PBT5tdQ
- >>155
お疲れさん
ここでの簡単な本人証明だったらトリップをつけるくらいかな。
ここに限らず盗作なり丸パクリはあるよ。
とりあえずアメンバー申請した。よろしく
- 158 :温泉:2015/01/22(木) 14:22:06.84 ID:UT3j8C+gL
- 156さん。
ありがとう!
- 159 :温泉:2015/01/22(木) 14:24:39.23 ID:UT3j8C+gL
- 157さん。
承認致しました!ありがとう。
なるほど…。やっぱりそうか…。
とりあえずブログにバックアップして、著作権の明記を書いておく。
あとトリップも調べてみよう。
- 160 :温泉:2015/01/22(木) 14:35:59.39 ID:UT3j8C+gL
- よし、ブログに書いてみた。
一応70までバックアップした。
- 161 :温泉:2015/01/22(木) 14:36:23.06 ID:UT3j8C+gL
- ちょっと書くかな。
- 162 :温泉:2015/01/23(金) 00:42:07.98 ID:hBQzDvDkT
- 「えー、校内に放送します」
突然、全校放送が掛かった。
「生徒の呼び出しです。優さんとユリアさんは、至急職員室へ来てください」
な…なんだ…なんかいやな予感がする。
すぐに僕は職員室へ向かった。
すでにユリアはついていた模様。
しかし、僕は戦慄した。
あの時いた、あのスーツの男がそこに立っていたのだ。
- 163 :温泉:2015/01/23(金) 00:44:12.09 ID:hBQzDvDkT
- 「優、お偉いさんが君たちに話しがあるようだ」
「君たち、コチラの部屋へ」
職員室の奥の部屋へ、僕たちは呼ばれた。
「さて、君たち。もう分かっているようだが氷崎は、クローン人間だ。
本当の彼女は、死んだ。でも、死んでない事になっている」
- 164 :温泉:2015/01/23(金) 00:48:02.33 ID:hBQzDvDkT
- 「やっぱりそうだったか…」
「ああ。それで君たちには、これからもう一体と戦ってもらう事になる」
「え!?」
「何を驚く事がある。特にユリア、君なら楽勝だろ?」
「………」
- 165 :温泉:2015/01/23(金) 00:50:38.86 ID:hBQzDvDkT
- 「残りは6体だからな。さて、君たちはグランドに行きたまえ。
今からグランドに出現するとの事だ。」
「ま、まじでか…?」
「ああ。昼の2時ぴったりだ。ちなみに、もうこの学校の生徒は全員、
エイリアンを目撃する事になるだろうけどな」
ついに…バラし始めるのか…
「なあ…もし俺たちが戦わなかったらどうなるんだ?」
男は、平然と答えた。
「そりゃお前、人類が滅びるだけだろう。じゃ、はじめよう」
僕たちは、急いで校庭へ向かった。
- 166 :温泉:2015/01/23(金) 00:51:01.96 ID:hBQzDvDkT
- よし、今日は早めに寝ます。
- 167 :温泉:2015/01/24(土) 02:11:35.97 ID:5FS1v577K
- さて、いつくる。
いつくるんだ!
分かりやすいようにと、タイムウォッチを手渡されていた。
タイムウォッチでは、もうすぐだな。
3…
2…
1…
0…
くる!
…。
あれ…来ない。
全く音沙汰がないぞ。
- 168 :温泉:2015/01/24(土) 02:18:27.50 ID:5FS1v577K
- ん?
違和感に気づいて上を見ると、見事にUFOらしきものが浮かんでいた。
は…始めてみた…。
これが…UFO…。
水のような、煙のような、金属のような、光のような。
何とも形容しがたい球体だった。
あの中に恐らく、1体がいるんだろうな。
ちらりとユリアを見てみると、すでに標的に定めているようだった。
- 169 :名無しさん:2015/01/26(月) 00:50:58.05 ID:p/XMnKR1A
- どうした?疲れたか?
- 170 :温泉:2015/01/27(火) 01:22:09.71 ID:Z2d+HbFoQ
- 169さん。
ちょっと最近忙しかった…
- 171 :温泉:2015/01/27(火) 02:02:17.59 ID:Z2d+HbFoQ
- よし、書くか!
- 172 :温泉:2015/01/27(火) 02:09:04.39 ID:Z2d+HbFoQ
- 「優一…いくよ」
「え…まさか、また壊すのか?」
「それしかないじゃない。やらなければ、私たちが殺されるのよ」
俺たちが…殺される…
「私に守られなさい。絶対に勝てるから」
そういったユリアの顔は、殺気に満ちていた。
- 173 :温泉:2015/01/27(火) 02:11:54.16 ID:Z2d+HbFoQ
- 「先生…彼ら…凄いでしょ?」
教師は、スーツの男に疑問を投げかけた
「あの、あなたたちは何者なんですか?」
「私たち?私たちは、単なる魔術協会ですよ」
- 174 :名無しさん:2015/01/28(水) 00:57:34.80 ID:D02k7CMhd
- >>170
お疲れさん
- 175 :温泉:2015/01/28(水) 02:58:53.51 ID:t341GOKG1
- よし、大体話が頭の中でまとまったので、書きます。
- 176 :温泉:2015/01/28(水) 02:59:18.97 ID:t341GOKG1
- 「魔術境界…一体何を企んでいるんです…」
「先生たちも徐々に気づいてるんでしょ?我々が何をしているのかをね」
- 177 :温泉:2015/01/28(水) 03:49:12.11 ID:t341GOKG1
- 「ゆ…ゆりあ…また…あの攻撃をやるのか?」
「………」
「もしここであれをぶっ放したら、学校も吹き飛ぶんじゃないのか?」
「………」
もうユリアは戦闘態勢に入っているのだろうか。
一切僕の会話に付き合わない。
「よし、優…いくぞ!」
「お…や…やっちまうのか…」
その時…
- 178 :温泉:2015/01/28(水) 03:49:57.98 ID:t341GOKG1
- 「ねー、そいつは一体なんなのよ!!」
な…だれだ!?
振り向くと、必死で氷崎さんが走ってきていた。
「氷崎!なにしてんだよ!」
「なんか…凄く重要な事を思い出しそうな気がするのよ!」
………は…?今…なんて…。
記憶が…よみがえったのか?
いや、でも、そんなはずはない…。
この氷崎は…いわゆる人工的な存在なはず…。
いや…違うのか…?
「優、いくぞ…」
「ゆ…ユリア…待て!」
その瞬間、また光が消えて、全てが光に包まれた。
- 179 :温泉:2015/01/28(水) 03:50:19.61 ID:t341GOKG1
- あれから学校は閉鎖になり、
生徒は、かろうじて、僕とユリアと、そして氷崎のみがが生き残った。
ニュースにもなっていない。
本当にこんな事を繰り返していて、良いのだろうか。
ちなみに僕たちは今、仮設施設のような所に3人でいる。
そして、約3時間に渡り、
今まで起こった事を氷崎に説明していた。
「そう…だったのね…」
どうやら話を聞く限りでは、
肉体はやっぱり一度再構築されていて、
尚かつ記憶は封印されているらしい。
- 180 :温泉:2015/01/28(水) 03:50:44.93 ID:t341GOKG1
- でも、恐らく脳の構造は死ぬ前と一緒。
ただし、再構成された、肉体だ。
しかし、魂自体は本人。
つまり、簡単に説明すると、一度死んで、
全く同じく作られたクローンに、転生させられたという感じらしい。
僕の記憶や、ユリアの記憶はあるが、
あのエイリアンの記憶だけが、この肉体の脳には残っていないらしい。
都合良く記憶を封印させられた肉体に、転生。
という事だ。
- 181 :温泉:2015/01/28(水) 03:51:12.45 ID:t341GOKG1
- なんて便利で都合のいいシステムなんだ。
「よし、まずはここからどうするか、考えましょう」
しかし、ユリアはそっぽを向いたままだった。
「お、おい、ユリア…氷崎がちゃんと話し合おうって言ってるんだから…」
「話し合えば良いじゃん」
「いや、ユリアも話し合おうよ」
「あーだりーだりー、ちょっくら外でタバコ吸ってくる」
……………。
なんだろう…凄く嫌な感じだ…。
- 182 :温泉:2015/01/28(水) 03:51:50.17 ID:t341GOKG1
- 「優君。これからどうするか、話し合いましょう」
「う…うん」
「これから、どうする?」
「そうだな。やっぱりこんな戦いはもう辞めるべきだ」
「私も同感よ、優君」
「だ…だよね!うん、戦いは辞めよう!」
「じゃあさ、優君、もう辞めて逃げない?」
「え?」
「私も一緒に説得しにいくから、あの男の人に」
「そうだよな」
「じゃ、いきましょ、優君」
驚くほどすんなりと、僕はこの戦いをやめる事になってしまった。
- 183 :温泉:2015/01/28(水) 03:52:16.13 ID:t341GOKG1
- さて、この施設ともさよならか。
しかし、案の定というべきか、
玄関で煙草を吸っていたユリアと目が合った。
「どこ行くんだよ」
早速話しかけられた。
「えっと…その…」
「優君と私は、宇宙人さんとの戦いは辞めたんです」
「へぇ。で、優はそれで良いのか?」
「え…」
「お前の本心はって、聞いてるんだよ」
「俺は…………………………」
「優君をいじめないでください!いきましょ、優君」
「え…あ…」
氷崎が強引に僕を引っ張り、歩いていく。
最後まで僕とユリアは、目を合わせて見つめ合っていた。
結局ユリアは、引き止めなかった。
これで…いいんだ。
- 184 :温泉:2015/01/28(水) 03:52:37.13 ID:t341GOKG1
- あれから僕たちは例の男に話し合いにいき、
いとも簡単に、辞める事になった。
「辞めたいです」
「分かった。今すぐに帰れ」
「えええええ!?」
正直、こんなに簡単に行くとは思わなかった。
とりあえず、これで終わりだな。
- 185 :温泉:2015/01/28(水) 03:53:03.69 ID:t341GOKG1
- あれから1ヶ月が経った。
特に人が死んだとか、エイリアンが消えたとか、そんなニュースは一切ない。
まぁ、まだ戦ってるんだろうけど、やっぱり隠蔽されているに違いない。
僕はと言うと、新しく氷崎と一緒に転入した高校で、
日常を楽しんでいる。
「よっ!優!」
こいつは親友になった恵介だ。
凄い気さくで、よく助けてくれる。
「彼女さんが、お待ちですゼ!」
- 186 :温泉:2015/01/28(水) 03:53:28.18 ID:t341GOKG1
- そう。僕は、氷崎と、
付き合ってる。
と、まではいかないが、凄く仲良くなり、たまに一緒に下校する事になった。
いつかは付き合うのかもしれないが、今はまだそういう感じではない。
「あれから、本当になにも音沙汰ないわね」
「ああ、だな」
今でも僕たちは、たまにあのエイリアンの話題になる事がある。
あの魔術師やら、ユリアやら、エイリアンやら、
今では全て、夢の物語なのではないかとしか思えない。
でも、唯一、この氷崎が知っている。
- 187 :温泉:2015/01/28(水) 03:54:27.58 ID:t341GOKG1
- よし、とりあえず今日はここまでにします…。
結構最初に書いた事と矛盾が生じてる気が…すいません…。
細かい所みれば、かなり誤字脱字も…すいません…。
とりあえずまた、明日書いていきます!
おやすみ^^
- 188 :温泉:2015/01/28(水) 03:55:40.95 ID:t341GOKG1
- ちなみに、現時点で、全体のシナリオの構想のうち、20%くらいです。
どうなるかは書いてみないと分かりませんが…。
では。
- 189 :名無しさん:2015/01/28(水) 06:23:15.51 ID:6Dz3yC1k1
- 頑張ってくりp(゜∀゜)q
- 190 :名無しさん:2015/01/28(水) 19:48:53.63 ID:SSEk3RTHC
- 完結まで残り80%がんばれ
続けることに意義がある
・・・と思うぞ
- 191 :温泉:2015/01/29(木) 02:20:00.66 ID:w3kaVJpyf
- 188さん。
ありがとうございます^^
頑張りますさ!
- 192 :温泉:2015/01/29(木) 02:20:41.15 ID:w3kaVJpyf
- ↑すいません、正しくは「189さん」でした。
申し訳ないm(_ _)m
- 193 :温泉:2015/01/29(木) 02:21:19.60 ID:w3kaVJpyf
- 190さん。
まさに、そうですよね…。
がんばります。ありがとうございますm(_ _)m
- 194 :温泉:2015/01/29(木) 02:21:43.97 ID:w3kaVJpyf
- という事で、書きます!
- 195 :温泉:2015/01/29(木) 02:22:07.82 ID:w3kaVJpyf
- 「ね、優君。今日ちょっと付き合ってよ」
「え、まあ良いけど」
なんだよ。いきなり。嬉しいじゃん。
それから特に行く宛も無く、二人で歩いた。
「ねえ…優君。疲れたね」
「ああ、だな」
そんな感じで、のんびり青春を満喫する俺。
「ねぇ…キス…してみない?」
「え…」
「いいじゃない」
- 196 :温泉:2015/01/29(木) 02:22:32.34 ID:w3kaVJpyf
- そういうと、氷崎が多いかぶさってきた。
女の子特有の甘酸っぱい香りが上から充満し、
軽くむせ返りそうになる。
「お…おい!ちょっと…!」
「良いじゃん。別に」
そしてされるがままに、首にキスをされた。
これが、青春っていうのかな…。
嬉しいようで、でも何故か、一気に大切なものから離れてしまったような…。
- 197 :温泉:2015/01/29(木) 02:22:56.97 ID:w3kaVJpyf
- 「氷崎…唇では…ないんだな」
「唇が良かったの?」
「え…と…」
「優君はいっつもはっきりしないわね。
唇にして欲しかったら、自分からしてきてみてよ」
「じ…自分から?」
「そう…自分から」
氷崎さんは、目をつぶり、唇をすぼめている。
ここは、男として…するべきなのだろうか。
- 198 :温泉:2015/01/29(木) 02:23:19.21 ID:w3kaVJpyf
- でも、なぜだろう。
ここにキスしてしまった瞬間…何かが終わるような…。
結局僕は、しなかった。
「残念、してくれないのね」
「あ…いや…す、するよ」
「もう良いわよ。無理しなくても」
すねられた。
「帰えろっか、優君」
「うん。そうしよう」
- 199 :温泉:2015/01/29(木) 02:23:40.82 ID:w3kaVJpyf
- あれから氷崎と別れた。
最後、キスしておけば良かったかな…。
そんな途中、いきなり、後ろからいきなり肩を抱かれた。
強引に、体重が自分に乗っかってくる。
しかし、香水の匂いですぐに分かった。
「ゆ…ゆりあ!?」
「よっ」
- 200 :温泉:2015/01/29(木) 02:24:08.89 ID:w3kaVJpyf
- なんだか、久々に顔をみて凄くほっとしたよ。
「本当?うれしいね」
「え…もしかして、今の聞こえてた!?」
「うん、ばっちり」
「ま…まあ良いよ」
「え?」
「一応、お前1人で戦ってんのか、心配してたからな」
「へへ。ありがと」
思いがけないありがとうに、凄く照れる。
- 201 :温泉:2015/01/29(木) 02:24:40.97 ID:w3kaVJpyf
- 「ああ、そうそう。ついでにあれから1人巨人を殺したからな」
「え!そうなのか!?」
「ったりめーよ。一番最初の倉庫で1匹。
学校で1匹、私が殺したので1匹、だから残るは、あと4匹」
「なんか…早いな…」
「ただ、残る4人は気を引き締めて戦うぜ」
また、ユリア1人で…巨人を…
- 202 :温泉:2015/01/29(木) 02:25:18.01 ID:w3kaVJpyf
- 「なぁ…俺も…やっぱり戦うよ…」
「へー。やっぱり来たくなったの?」
「う…うん」
「なんでさ?」
「なんで…そうだな。なんでだろ」
「ははっ。まぁいいや。youきちゃいなよ!!」
「ああ。行く…いくよ!」
- 203 :温泉:2015/01/29(木) 02:26:06.40 ID:w3kaVJpyf
- 「おっけ!ちなみに、私はこの巨人を全て倒したら、この街を出て行く」
「え…!?出て行くって…どういうことだよ!」
「何でそんなに驚くんだよ」
「いや…それはその…」
そうなの、この戦いが終わってしまうと、ユリアはこの街から出て行ってしまうのか。
「そんな感じだ。じゃな!それまではよろしくね。」
そうウインクすると、ユリアは夜の闇へ消えていった。
なんで、消えちゃうんだよ。
- 204 :温泉:2015/01/29(木) 02:26:28.92 ID:w3kaVJpyf
- おし!ねます!
おやすみっす。
- 205 :名無しさん:2015/01/30(金) 01:42:47.46
- 『魔空泉の封印は解かれ、千数百年の野望が、今乱世を襲う』
PC88用ソフト YAKSA 夜叉 (WOLF TEAM ウルフ・チーム) 1987年
http://ameblo.jp/koorogiyousyoku/entry-11979677422.html
- 206 :名無しさん:2015/02/01(日) 00:27:21.32 ID:bCOup0ZRJ
- 忙しいのかい?
- 207 :温泉:2015/02/01(日) 01:26:12.37 ID:U22f/9zoE
- 206さん。
ありがとう。ああ…ちょっと…
でも、今日少し書こうと思います…。
- 208 :温泉:2015/02/01(日) 03:35:41.20 ID:U22f/9zoE
- ユリアが去ったあとも、とても正気には戻れなかった。
ユリアが元の世界に戻る…だと?
なんだよ…。急に居なくなるなよ…。
「クソ…!」
思わず声を荒げてしまった。
「よぉ、ガキ」
だ…だれだ?
振り返ると、あのスーツの男が立っていた。
そう、僕たちを巨人と戦わせた、あの男だ。
「あの女が気になるのか?」
「あの女って…ユリアか?」
「そうだ。ユリアだ。」
なんだ…ユリアの話をいきなり…。
「あの女は辞めておけ。付き合いたいなんて、なおさらだ、ガキ」
「な…なんだよ…」
- 209 :温泉:2015/02/01(日) 03:48:31.01 ID:U22f/9zoE
- 申し訳ない、今日はねます。
- 210 : ラリー :2015/02/01(日) 09:20:09.37 ID:SADmUT+1J
-
わっ わりぃ…。
マジ つまらん…。
なんで どうして そんなムダなことに 時間を 費やしていられるんだっ!
…っと 言っても ダメなヤツに なに言っても通用しねえよな…。
- 211 :名無しさん:2015/02/01(日) 13:38:51.01 ID:vHkuDmc+i
- >>210
1,000行くまでには上手になるよ
下手でもつまらなくてもさ、続けられたらスゴイと誉めたい
- 212 :温泉:2015/02/01(日) 18:28:50.97 ID:U22f/9zoE
- 210さん。
ダメな奴だから何も効かないんだがなこれがw
- 213 :温泉:2015/02/01(日) 18:41:44.73 ID:U22f/9zoE
- 211さん。
もちろん1000までやってみる。
つまらない事は100も承知だけど、1本話しを作ったら確実に何かが変わるよね。
とりあえず書きます。
- 214 :温泉:2015/02/01(日) 18:42:42.65 ID:U22f/9zoE
- というか、つまらないという事が分かった事がプラス。
- 215 :名無しさん:2015/02/08(日) 19:46:17.05 ID:6xaaeVSq3
- ありゃ1週間書き込み無し
- 216 :温泉:2015/02/09(月) 01:38:34.67 ID:4ES9MImOi
- 申し訳ない…実は別のシナリオを書いていて、ちょっと忙し過ぎる…
- 217 :名無しさん:2015/02/09(月) 05:07:53.27
- 魔法少女も登場
http://www.youtube.com/watch?v=bzEnenrQLIQ
http://www.youtube.com/watch?v=5tOXV0qgpas
- 218 :温泉:2015/02/10(火) 05:29:50.09 ID:7FNkQvL7P
- 【お知らせです】
申し訳ないですが、ここの小説を書くのを辞めます。
理由は、ここ以外のシナリオの方に力を入れる事に決めたからです。
別なシナリオは、現在ノベルゲームを目指しながら、
半年前位から書いています。
実は、大体13万文字くらいはすでに書いており、
(というかほぼ完結はしてる…)
これからイラストなど付けていく感じです。
(実は元々イラスト専門でした)
ちなみに、今の所全て1人でやるつもりです。
とりあえず、そのノベルゲームの方は、
どうあがいても完結させて世に出すつもりなので、
途中で辞めるという事は無い事を、保証しますm(_ _)m
- 219 :温泉:2015/02/10(火) 05:38:19.58 ID:7FNkQvL7P
- そこで、そのノベルゲーム完成までの制作ブログを新しく作るので、
興味ある人に教えます。
- 220 :温泉:2015/02/10(火) 05:42:19.38 ID:7FNkQvL7P
- http://ameblo.jp/zenryoku03/
↑こいつにアメンバー申請してやってください。
- 221 :温泉:2015/02/10(火) 05:44:05.58 ID:7FNkQvL7P
- 近々、アメンバー限定記事でお知らせしますので。
それじゃ、いままでありがと〜!!
まってるね〜。
- 222 :名無しさん:2015/02/11(水) 15:36:22.51 ID:Zd4r18GiV
- 試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。 このゲームを考えた本⼈は、メール を読んでからたった10分で願い事 が かなったそうです。このゲームは、 おもしろく、かつ、あっと驚く結果 を 貴⽅にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読ま ず、1⾏ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値あ りです。
まず、ペンと、紙をご⽤意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなり ます。
@まず、1番から、11番まで、縦 に数字を書いてください。 A1番と2番の横に好きな3∼7の 数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている⼈の 名前をお書き下さい。(必ず、興味 の ある性別名前を書く事。男なら⼥の ⼈、⼥なら男の⼈、ゲイなら同姓の 名 前をかく)
必ず、1⾏ずつ進んでください。先 を読むと、なにもかもなくなります 。
C4,5,6番の横それぞれに、⾃ 分の知っている⼈の名前をお書き下 さ い。これは、家族の⼈でも知り合い や、友⼈、誰でも結構です。
まだ、先を⾒てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌 のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さ て、ゲームの解説です。
- 223 :名無しさん:2015/02/11(水) 15:36:49.53 ID:Zd4r18GiV
- 1)このゲームの事を、2番に書い た数字の?に伝えて下さい。
2)3番に書いた?は貴?の愛する ?です。
3)7番に書いた?は、好きだけれ ど叶わぬ恋の相?です。
4)4番に書いた?は、貴?がとて も?切に思う?です。
5)5番に書いた?は、貴?の事を とても良く理解してくれる相?です 。
6)6番に書いた?は、貴?に幸運 をもたらしてくれる?です。
7)8番に書いた歌は、3番に書い た?を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書い た?を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴?の? の中を表す歌。
- 224 :名無しさん:2015/02/11(水) 15:37:32.61 ID:Zd4r18GiV
- 10) そして、11番に書いた歌は 、貴?の??を表す歌です。この書 き 込みを読んでから、1時間以内に1 0個の掲?板にこの書き込みをコピ ー して貼って下さい。そうすれば、あ なたの願い事は叶うでしょう。
もし 、 貼らなければ、願い事を逆のことが 起こるでしょう。
とても奇妙ですが 当 たってませんか?
絶対当たるのでやってみてください ♪
- 225 :名無しさん:2016/05/17(火) 22:43:26.89 ID:aHCk0hc7B
- 本当にいいね!!!
2日で3人ゲットって凄くない???
ttp://party-rocking.com/lv4/fts3/6u2x
熟読者はウハウハ!!!
- 226 :温泉:2016/10/20(木) 04:03:24.14 ID:2u/NY8B3z
- あれからしばらく。
シナリオかなり書いて相当レベルアップした気がします。
それだけでした。懐かしいな…。
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